院長について  

獣医師 阿部栄夫  Takao Abe DVM  

        郡山市出身  安積高校卒

  国立岩手大獣医学科卒

      そして同年獣医師国家試験合格

  5年間、動物病院研修後  当地にて開業

 海外研修経験-

  アメリカ(AAHA大会)、ハワイ(Waipapu vet clinic)

    AAHAアメリカ動物病院会員 2015まで25年間会員

  現在   NAHA日本動物病院会会員

       鳥類臨床研究会会員

       獣医外科学会会員

       日本獣医眼科カンファレンス会員

  

役歴   日本小動物獣医師会理事-犬猫小鳥の獣医師会

       そして動物愛護環境保全委員会委員長

     福島県獣医師会副会長

          同会小動物部会長

     日本獣医師会臨床獣医学会評議委員

     JAHA東日本代表ディレクター 

翻訳   小動物臨床の実際  Kirk

 

阿部栄夫(院長) 学会および研究の過去の発表一覧    

 1.犬の横隔膜ヘルニアについて        
 2.卵円孔開存に起因する犬糸状虫の奇異性塞栓症のー例    
 3.犬の肥大性骨症のー例            
 4.腹水再静注による犬フイラリア症の腹水治療
 全小臨でも発表(全国小動物臨床協議会)
 5.猫の中心性角膜壊死(角膜黒変)症のー例
  全小臨でも発表     
 6.動脈瘤破裂を伴った犬の血色食道虫の一例 
 7.犬の血栓による大動脈塞桂症の治験例    
 8.幼犬の鉛中毒について  連合会長賞                              
 9.雄犬の上皮小体機能低下症のー例

  獣医内科学教科書にも記載された
 10.猫の免疫介在性口内炎について
     地区学会賞

      横浜市でも発表
 11.犬のニ次性赤血球増加症(多血症)のー例
 12.犬の後大動脈血栓症のー例      
 13.犬の有機溶媒中毒4例について(共同研 )
 14.子犬の門脈圧冗進による腹水症のー例  連合会長賞
 15.犬にみられたAdisson 病のー例        
 16.簡易液体窒素手術装置の作製と応用例
 
  麻酔外科学会でも発表

 17.猫の小腸の腹癌のー例          
 18.犬のリンパ管拡張症のー例       
 19.ステンレスポットを用いた簡易液体窒素手術装置の
    作製と応用
(2)                           
 20.慢性腎不全を伴う猫の肝臓癌の一例 

 21.犬猫の環境ホルモン、ダイオキシンの研究

         共同研究者海外で発表

   これの詳細は下記を参照  

                                           

○中西茂之、国末達也、渡部真文、田辺信介(愛媛大沿環研セ)

阿部栄夫、中津 賞、河内咲夫、佐野明彦、堀井 明、狩野安正

(日本小動物獣医師会

【はじめに】

20世紀後半に大量に生産・使用されたPCBDDTなどの

有機塩素化合物および非意図的生成化合物であるダイオキシン類は

、内分泌撹乱作用などの毒性を有することから社会的・

学術的注目を集め、多数の調査・研究が展開された。

近年これらの動物で癌や腫瘍、慢性腎不全等の疾病の

増加が報告されており、化学汚染の影響が疑われている。

そこで本研究は、国内で入手したイヌおよびネコの体内組織と、

それらのエサについてその汚染の現状と蓄積特性を解析した。

 

【結果と考察】 

イヌ2検体を用いて、ダイオキシン類を含む有機塩素化合物の

体内分布を調べたところ、肝蓄積レベルは他の臓器組織に比べ

1-2桁高値を示した。ネコの蓄積濃度をみるとこの濃度順位は

エサのパターンと一致しており、エサからの取り込みが主な

暴露ルートと考えられた。

イヌはPCBsを最も高濃度に蓄積しており、イヌはDDTsを特異的

に代謝・排泄していることを示唆している。

イヌではPCBsDDTsCHLsHCB1以下の値が得られ、

ネコよりも代謝・排泄能力が優れ、とくにDDTsの分解能力が

卓越しているためと考えられた。

【参考文献】

(1) Watanabe et al. (1999):

Mar. Pollut. Bull., 39, 393-398.

(2) Van den Berg et al. (1994):

CRC Crit. Rev. Toxicol., 24, 1-74.